玄米食は健康に寄与するかもしれないけれども、味が不味くて・・・と諦めたり、挫折したりした方には是非試していただきたいと思います。
圧力鍋で炊いてみてください。
ビックリするほど美味しくなります。
※ホームセンターで買える普及品でも十分かも知れませんが、通常より高圧(私の場合140kpa)の製品で比べてみたら、更に美味しく感じます。好みにもよると思いますが、まるでもち米のような粘りが出ます。冷えると塊になりますが、味はさほど落ちません。わざわざ電気を使って保温する必要が有りません。パラパラとした食感が必要なカレーライスのようなメニューには合わないかも知れません。
お米自体は高価なブランド米でなくても良いと思います。
私は未だに震災前の非ブランド米(2010年産)を食べております。そんなに古い米でも美味しく炊けます。
火加減が必要だったり、鍋が重たかったり、タイマーで加熱時間を管理したりと面倒が増えますが、それを補って余り有ると思います。⇒慣れると全く苦になりません。
IH加熱の炊飯ジャーに変えた時(このころは白米のみ食す)にこれ以上の炊飯器は無いと思い込んで、長らくそれの玄米コースでそれ以上美味しく炊く方法は無いものと味に関しては妥協しておりました。
2015年10月30日追記
今現在は玄米100%は取り止めて、3分づきで雑穀を混ぜております。
炊飯に関してはこれ以上は望めない完成したスタイルだと思っておりましたが、ふとしたことがきっかけで「おひつ」の存在に着目しました。材質は椹(さわら)が一番良いようです。余分な水分を吸収、容器内部の湿度を一定に保つ機能が有るのでご飯の保存には最高の器のようです。
余談ですが、いろいろな商品を物色中に見かけたレビューで、せっかくおひつの使用までこだわるのに温める為に電子レンジを利用する人がかなり多かったことに、唖然としました。温めなくても美味しいですし、温めるなら蒸し器がお勧めです。
まだ注文しただけで届いていないので、実際に使用して発見が有りましたらレポートいたします。
その後です。
おひつはとても良い物が手に入り、保管後のご飯はやはり味の低下が少なく感じます。
ただ、そのメリットと後始末の手間を計りに掛けますと、微妙なところです。現在はお蔵入りとなってしまいました。
ワンダーシェフ社の「魔法のクイック鍋」をご使用の皆様にご参考まで。
私は2個購入して併用しておりますが、片方は蓋のロックがかかり難く何度かやり直します。それだけでは無く蒸気が出始めてもフロートが上がらず蒸気が漏れることが多いです。この際にスライドボタンを往復させるとほぼ間違いなくフロートが上がって正常に戻ります。同様の不具合が出た時はお試し下さい。
パッキンは加圧時以外は外して保管するとかなり長持ちしそうです。
圧力調整ノズルの蓋に取り付け部分の裏側に錆がでて、一度錆落としをしたのですがすぐに再発していたので今はそのまま放置しています。問題は起きていません。(これも片方だけ)
廉価モデルに比べると少し高い価格帯の製品ですが、コストパフォーマンスは良いと実感できます。
先日お店で圧力鍋売り場を偵察しました。
1万円以上の中〜高級モデルは高圧・低圧の切り替え式が多いですね。でも高圧の仕様を見てみると100kpまででした。蓋の脱着はさすがに洗練され使いやすい設計になっています。